オリ中嶋監督「負けの責任は僕が取る」 故障抱える選手多数「よくグラウンドに立ってくれた」

2023年11月05日 23:00

野球

オリ中嶋監督「負けの責任は僕が取る」 故障抱える選手多数「よくグラウンドに立ってくれた」
<オ・神>岡田監督にあいさつし、引き揚げる中嶋監督(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第7戦   オリックス1―7阪神 ( 2023年11月5日    京セラD )】 パ・リーグを3年連続で制したオリックスが3勝3敗のタイで臨んだ阪神との「SMBC日本シリーズ2023」第7戦で7失点完敗を喫し、2年連続6度目となる日本一を逃した。
 6回零封で勝利投手となった第2戦に続いて中6日で先発マウンドに上がった宮城大弥投手(22)が4回、ノイジーに2戦連発となる先制の2号3ランを被弾するなど5回途中5安打5失点KO。打線は0―7で迎えた9回に頓宮の3号ソロで第1戦以来となる零敗を免れるのが精いっぱいだった。

 中嶋聡監督(54)との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――力は出し尽くした。

 「そうですね。本当によくやってくれたと思いますけど、負けたわけですから。何もないですね、逆に」

 ――負けたという事実。

 「そうですね、はい」

 ――岡田監督に挨拶。

 「僕が労うんですか?そんな失礼なことは言えないじゃないですか。先輩ですよ」

 ――頓宮が意地。

 「そうですね。意地っていうか、よく打ちましたよ」

 ――違いは。

 「ちょっとね、青柳くんを探りに入ったところがあった、そこかなと思います」

 ――宮城も序盤は完璧。

 「そうですね。あまり引っかけることがないチェンジアップが、あそこにいってしまうというのが大きかったのかなと思います。そんなこと言っても仕方ないので」

 ――阪神の印象。

 「負けたんですから、強いに決まってるんじゃないですか。なんか吹っかけてる?」

 ――熱い戦いが目標。

 「どうですかね。逆に、僕らじゃなくて周りの人の判断、評価」

 ――短期決戦のポイントは。

 「コンディションの部分で言えば、本当によく出られたなというメンバーも多かったかな。そこをちゃんと、コンディションを整えてあげられなかったのが僕の責任ですし、本当によくグラウンドに立ってくれたと思います」

 ――粘り強さ、しぶとさ。

 「本当にみんな全力でやってくれたのでね、負けの責任は僕が取る。僕の責任なのでね、本当によくやってくれたと思います」

 ――監督自身が一番悔しい。

 「悔しいですよね、勝って終わるのと負けて終わるのでは全然違いますし。2回目なんですけどね、負けたの日本シリーズで。優勝したことすら吹っ飛ぶくらい、叩かれますし。出なかったら良かったなと思うくらい(笑い)」

 ――それだけ重たい。

 「そうですよね、重い。重い職業ですし、最後で上に立たないと。そういう職業なのかなと思います」

 ――明日からスタート。

 「そうですね。何人かの選手は明日キャンプに行きますので。そちらはスタートですけど、まずはリセットして。心も体もリセットして、自分たちが動きたくなった時に動いてくれたらいい。ここまで頑張ってやってくれたわけですから、はい」

 ――上積みがほしい。

 「本当に昨年優勝した時から、今年優勝したとしても未熟な部分が本当に多いチームですので。投手陣も若いですし、その点ではまだまだ本当にのびしろあるチーム。新しい戦力が入ってこないと、厳しい戦いにはなると思うので。それをもう一回、僕のほうでは秋のキャンプでそれを精査しながら、上積みをしながら考えていきたいと思います」

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