大谷翔平 インタビュードキュメント映画ナレーションは松井秀喜氏&ペドロ・マルティネス氏「名誉なこと」

2023年11月10日 05:00

野球

大谷翔平 インタビュードキュメント映画ナレーションは松井秀喜氏&ペドロ・マルティネス氏「名誉なこと」
インタビュードキュメント映画「Shohei Ohtani - Beyond the Dream」のナレーションで出演するペドロ・マルティネス氏(右上)と松井秀喜氏が(同下)=(C) Rivertime Entertainment Inc. TM/(C) 2023 MLB Photo By 提供写真
 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が10日、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」で11月17日(金)から独占配信するインタビュードキュメント映画「Shohei Ohtani - Beyond the Dream」のナレーションを本作に出演するペドロ・マルティネス氏と松井秀喜氏が務めることを発表した。
 監督を務めた時川徹氏は、今回の起用理由について、「大谷選手について話すには、MLBの歴史の中で非常に尊敬されている人物、そして彼と個人的な繋がりのある人物が必要でした」と説明。マルティネス氏については、「MLB史上最高の投手の一人であり、彼は大谷選手にとって子供の頃からずっとヒーローでした。2021年のオールスターの放送で、大谷選手がペドロと楽しそうに話をしているのを見て二人の繋がりを感じました」と彼こそがその適任者だったと話し、「彼がナレーションで話す言葉のひとつひとつに、真心がこもっていました。彼のナレーションはこの映画を確実に次のレベルに引き上げてくれました」と、マルチネズの発する一言一句が、本作にふさわしいものだったとコメントした。

 松井氏についても、「彼は日米両国の伝説的なホームランバッターです。大谷選手の長年のヒーローであり、大谷はその打撃から多くのインスピレーションを得てきました」と、同じく今の大谷の活躍に寄与している人物なのだと説明。さらには、「2009年のワールドシリーズでは、ペドロ・マルティネズと野球史上に残る対決をしました。松井(打者)とペドロ(投手)が大谷翔平の中で奇跡的に融合すると考えたのです。これは、語り手のホームラン級の組み合わせになると思いました」とコメントし、偉大な打者である松井氏と、偉大な投手であるマルティネス氏、この奇跡のタッグを実現させること自体に意味があったのだと話す。

 ちなみに時川監督は、松井氏のナレーションについて、「松井氏の声は気品があり、深みがあります。ナレーションを担当するのは初めてとのことでしたが、彼の声が物語に深みを与えてくれると確信していました。また、彼のMLBの歴史に関する知識は見事でしたし、日本語のナレーション原稿の校正もしてくれました。2つの誤字も修正してくれました」ともコメント。

 ナレーション初挑戦ながらも、原稿の校正も行ったという松井氏の貢献を称えた。少年時代の大谷が聞くと驚くであろう、憧れの2選手の奇跡の共演が実現している本作。マルチティネス氏と松井氏。大谷が憧れてやまない2人が大谷の人生を見て何を想い、それをナレーションに込めたのか――。

 マルティネス氏は「翔平は、現在の野球界で最も大きなスターの一人であり、後世の野球界を形づくる上でインスピレーションを与えることに貢献しています。このドキュメンタリーへの出演とナレーションを依頼されたことは、私にとって名誉なことであり、ファンの皆さんにこの素晴らしい人物と選手についてもっと知ってもらえることを楽しみにしています」とコメント。野球界の偉大な人物たちが集う豪華一作に注目だ。

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