日本製鉄かずさマジック・渡辺監督 元プロ監督対決制し日本選手権初勝利!

2023年11月10日 05:00

野球

日本製鉄かずさマジック・渡辺監督 元プロ監督対決制し日本選手権初勝利!
<KMGホールディングス・日本製鉄かずさマジック>7回2死満塁、好投の橘(左)に笑顔で交代を告げる日本製鉄かずさマジック・渡辺監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【社会人野球日本選手権第2日・1回戦   日本製鉄かずさマジック5―1KMGホールディングス ( 2023年11月9日    京セラD )】 1回戦3試合が行われ、日本製鉄かずさマジックはKMGホールディングスを5―1で下した。「4番・DH」に座った山田翔斗内野手(24)が先制適時打を含む4安打2打点とけん引した。2連覇を狙うトヨタ自動車は日本製鉄鹿島を、26度目の出場となった大阪ガスは東芝を破り、それぞれ2回戦に進出した。
 日本製鉄かずさマジックが前回出場の17年以来、5大会ぶりの初戦突破を果たした。元ロッテ投手で就任4年目の渡辺俊介監督は、ダイエーや広島でプレーした加藤伸一監督との元プロ対決を制し、自身選手権初勝利。「なかなか大阪に縁がなかったんですけど。初戦で負けた都市対抗の、敗者復活戦のつもりでした」。21年都市対抗以来の2大大会勝利に白い歯がこぼれた。

 指揮官の抜てきに結果で応えた。初めて「4番・DH」に座った山田翔が4安打2打点。オリックス・森に憧れる左打者で、東海大相模で1学年後輩の阪神・森下が日本一に輝いた姿を寮のテレビで見届けて刺激を受けた。「足が震えるほど緊張した」という初回2死二塁で決勝の左前適時打を放つと、5回にも左中間適時二塁打。夏前から取り組むウエートトレの効果で飛距離が伸び、都市対抗では代打本塁打を放っていた。伸び盛りの24歳は「またチャンスで打点をつけられるようにしたい」と次戦を見据えた。(石丸 泰士)

 ▼KMGホールディングス・加藤伸一監督(4失策が響き)エラーが出ると勝てませんね。常連ではないので地に足を着けてやるということができませんでした。

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