東大が練習納め 大学日本代表候補の酒井「来季は打率3割5分以上」

2023年12月16日 15:17

野球

東大が練習納め 大学日本代表候補の酒井「来季は打率3割5分以上」
来春は打率3割5分以上を目標に掲げた東大の酒井(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 東京六大学野球の東大は16日、都内のグラウンドで年内最後の練習を行った。今秋は好成績でベストナインを獲得し、大学日本代表候補にも選出された酒井捷外野手(2年=仙台二)は「来春は打率3割5分以上を残したい」と新たな目標を語った。
 今秋は打撃の際に足を上げないすり足打法に変えると「確率が良くなった」と打率・316の好成績を残した。50メートル6秒0の俊足も評価され、その後の大学日本代表候補合宿にも参加。「本当に濃い秋だった。合宿では自分に足りないところがよく分かり、まだまだだなと痛感した」と振り返る。

 来季は打率3割5分以上とともに「狙いたい」と首位打者のタイトル奪取にも挑む覚悟。来秋ドラフトの目玉で明大の宗山塁内野手(3年=広陵)らライバルは多くいるが「自分もプロを目指しているのでプロにいくような人を超えたい」と一層、語気を強めた。

 リーグ戦中は寡黙で表情一つ変えずに安打を積み重ね、クールな印象を持たせていたが「もっと試合後の取材とかにも呼んでください。このオフも練習頑張ります」と満面の笑みで語った酒井。東大の頼れるリードオフマンが、来年も神宮で安打を重ねる。

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