日本ハム・今川が結婚 ともにファンクラブ会員の新妻と“執念”のレギュラー獲りへ

2023年12月16日 05:00

野球

日本ハム・今川が結婚 ともにファンクラブ会員の新妻と“執念”のレギュラー獲りへ
日本ハム・今川 Photo By スポニチ
 来季外野でレギュラー獲りを狙う日本ハム・今川優馬外野手(26)が同じ北海道出身の一般女性と結婚したことが15日、分かった。2歳年下で、最大の理解者となる新妻の支えを力に、勝負のプロ4年目へ強い決意で新たな一年を迎える。また、来季開幕投手に内定している伊藤大海投手(26)も一般女性との結婚を発表した。
 来季に懸ける思いは人一倍に強い。その原動力が家族の存在だ。今川は一家の主となっていた。頼もしい人生のパートナーとともに、“執念”でレギュラー争いに挑む。

 「プロ野球選手は来年があるとは保証されていない。その中で僕を選んでくれたからには、覚悟を持って家族のために頑張りたい」

 お相手は同じ道産子で2歳年下の一般女性。札幌市出身で少年時代から日本ハムを応援した今川と同じく、ファンクラブ会員に加入するほど大のファンだ。学生時代に野球部のマネジャーを務めた経歴もあり、今川は「野球にも詳しくて、僕の仕事を理解してくれた」と自然にひかれた。

 今川を常に笑顔にさせてくれる存在だ。「家での会話の9割は彼女で、普段ほとんど話さない僕は1割くらい。彼女の話を聞くのが楽しいんです」。一緒にプロ野球の応援歌を口ずさむなど、「なかなか結果が出なくてしんどい時も、スーパーハッピー人間の彼女にはいつも笑顔にさせられます」と感謝する。

 食事面のバックアップも絶大だった。農家を営む愛妻の祖父から送られる野菜を中心に、食卓には健康的なメニューが並ぶ。中でも今川の大好物が筑前煮。「毎日家に帰るのが楽しみ。完全に胃袋を捕まれました」と笑う。そんな支えを受ける日々に「この人を僕が支えていきたい」と胸に誓った。

 3年目の今季は故障離脱の影響もあり、28試合出場で打率・197、本塁打なしに終わった。それでも、離脱前まで打率3割を超えるなど飛躍への確かな手応えもある。「背負うものができた。家族を喜ばせてあげたいですね」。愛する人の存在をモチベーションに、今川がし烈な外野手争いを割って入る。

おすすめテーマ

2023年12月16日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム