巨人・中山 走塁強化で内野の定位置獲りへ 元西武、巨人の片岡氏指導した安福トレーナーと肉体改造

2024年01月16日 05:30

野球

巨人・中山 走塁強化で内野の定位置獲りへ 元西武、巨人の片岡氏指導した安福トレーナーと肉体改造
都内のジムで自主トレを行った巨人・中山(撮影・小野寺 大) Photo By スポニチ
 内野には俺もいる!。今季高卒4年目を迎える巨人・中山が、内野の定位置争い勃発を狙っている。
 「盗塁ができれば目立てる。できるようになりたいと思ってお願いした」

 昨季途中から安福一貴トレーナーと肉体改造中。07~10年に4年連続盗塁王で西武、巨人で活躍した片岡保幸氏を支えた安福トレーナーのジムに、自らネット予約したのがきっかけだった。片岡氏が習得に1年半かけた走法を、中山は約1カ月で身につけ同トレーナーは「具現化するのが非常に上手な選手。本当にそんな簡単にはいかないですけどね。これはもう彼のセンス」と話した。

 昨季は高卒3年目で1年間1軍に同行。78試合に出場も「悔しさしかない」と振り返る。阿部新監督の構想では一塁から岡本和、吉川、坂本、門脇が内野のレギュラー。入団時50メートル走5秒9で、昨季はチーム3位の5盗塁を記録した21歳は「速くなってきているという手応えはある。キャンプでアピールできるように」と勝負強い打撃に加え、走塁面を強化しアピールを誓う。

 同トレーナーの「塁間マネジメント」に加え、走力に重きを置いたトレーニングで追い込む。「一つ一つ意味があって、そこを理解しながらトレーニングできているので、今シーズン本当に楽しみ」と表情は明るい。

 「僕はプロ野球選手になりたいじゃなくて、プロで活躍したいとずっと言ってきた。レギュラーを獲って、という思いはずっと持って練習しています」と中山。違いを見せ、分厚い壁に挑む。(小野寺 大)

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