夢の「日本一の双子」へ、ひと足先に聖地で快投 創志学園・山口瑛太投手

2024年03月21日 05:00

野球

夢の「日本一の双子」へ、ひと足先に聖地で快投 創志学園・山口瑛太投手
「日本一の三兄弟」と書かれた創志学園・山口瑛太のグラブ(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第3日・1回戦   創志学園7-0別海 ( 2024年3月20日    甲子園 )】 【記者フリートーク】創志学園・山口のグラブには「日本一の三兄弟 Y・E・S」と刺しゅうされている。「YES」は兄の悠太、自身の瑛太、弟の颯太の頭文字を取ったものだ。
 弟の颯太とは双子。小学2年から同じ少年野球チームで野球を始めた。自身が投手、弟が捕手の「双子バッテリー」で、授業が終われば遊びにも行かずに2人で練習を続けてきた。

 中学では弟も投手に転向したものの、エースの座は譲らなかった。「仲が良いし、一番わかり合える存在だと思います」。岡山で寮生活を続ける現在も電話で相談し合うほどだ。

 弟の颯太は、皇学館(三重)で野球を続けている。選抜出場が決まると、「夏は絶対に甲子園に出る」と伝えられた。ひと足先に聖地に立った兄が、「日本一の双子」への一歩となる快投を披露した。(アマ野球担当・河合洋介)

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