山本由伸 ほろ苦メジャーデビュー 立ち上がりからパドレス打線につかまり、初回5失点

2024年03月21日 19:27

野球

山本由伸 ほろ苦メジャーデビュー 立ち上がりからパドレス打線につかまり、初回5失点
キャッチボールをするドジャース・山本(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャースーパドレス ( 2024年3月21日    高尺スカイD )】 ドジャースの山本由伸投手(25)が開幕2戦目となる21日のドジャース戦に先発。初回からパドレス打線に捕まる不本意な内容となった。
 先頭のボガーツに初球96・6マイル(約155・4キロ)直球を捉えられ、二遊間を破る安打を許した。続くマチャドには死球を与え、3番・クロネンワースにはスプリットを右翼線に運ばれ、先制の2点三塁打を浴びる。わずか9球で2点を失った。

 さらにマチャドにも四球を与え、無死一、三塁からキム・ハソンに中犠飛を許すなど、この回5失点。不本意な内容に、こわばった顔を崩すことなく、ベンチへと引き揚げた。

 「不安」が初回から顔をのぞかせた。開幕前最終登板となった13日(日本時間14日)のマリナーズ戦では4回2/3を投げ、8安打4失点。7三振は奪ったが、4回に4連打を浴びるなど、精彩を欠く部分もあった。6日(同7日)のホワイトソックス戦でも、セットポジションのタイミングが合わずに3回6安打5失点。オープン戦計3試合に登板し、防御率8.38と課題を残したままでのシーズンインとなっていた。

 登板前には想定外の事態も起きた。大谷の通訳を務める水原一平氏(39)が、「巨額の窃盗の疑い」で20日付で球団から解雇された。水原氏は山本の通訳としてもベンチ入りする予定だったが、直前でデータ分析担当のウィル・アイアトン氏に変更。これまでとは異なる環境での登板となった。

おすすめテーマ

2024年03月21日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム