ロバーツ監督 由伸のまさかの初回5失点KOに「OP戦と似た問題…本来の彼ではなかった」も修正力に期待

2024年03月21日 23:12

野球

ロバーツ監督 由伸のまさかの初回5失点KOに「OP戦と似た問題…本来の彼ではなかった」も修正力に期待
<ドジャース・パドレス>試合中、規模しい表情のロバーツ監督(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース11ー15パドレス ( 2024年3月21日    高尺スカイD )】 ドジャースは21日、韓国での開幕シリーズ2戦目をパドレスと戦い、11―15で敗戦。打線は16安打11得点と破壊力を発揮したが、投手陣がパドレス打線に飲み込まれ、開幕連勝はならなかった。
 デーブ・ロバーツ監督(51)は先発の山本由伸の初回5失点から両軍合わせて計33安打26得点と大乱打戦となった第2戦を振り返り「今日の試合は攻撃的には良かった。穴のない素晴らしい打線を披露できた。守備の面では良くなかった。非常に厳しい局面があった」と語った。

 山本については「オープン戦の最後の方と同じような問題があった。制球ができていなかった。投球能力の問題ではない。キャリアを通じて制球力に優れた投手だが、それができなかった。本来の彼ではなかった。ただ修正能力に長けた投手だから大丈夫だろう」と今後の修正に期待を込めた。

 続けて「いろいろ期待を背負っていた。最初のヒットは少々ショックもあったと思う。緊張感もあったと思う」とメジャーデビューの重圧を気遣った。

 山本のこれまで先発時の最短降板はルーキーイヤーの2017年10月9日ロッテ戦(ZOZOマリン)での4回で、1回は自己最短。さらに1イニング5失点は同戦と18年9月19日楽天戦(京セラドーム)に並ぶ自己ワーストタイとなった。

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