侍・井端監督が選抜視察 新基準バットに言及 自身の球児時代踏まえ「慣れてくれば対応できる」

2024年03月21日 17:32

野球

侍・井端監督が選抜視察 新基準バットに言及 自身の球児時代踏まえ「慣れてくれば対応できる」
<センバツ第4日目 東海大福岡・宇治山田商>試合を視察する侍ジャパン井端監督(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 侍ジャパンの井端弘和監督が21日、甲子園球場で選抜高校野球を視察した。
 視察の目的として「日本の野球を長い目で見た時に、5年先、10年先もってところでは、この世代からどのようになっていくかというのは知っておかないといけないのかなと思います」とし、レベルは「毎年上がっているなというふうには感じている」と述べた。

 今月行われた欧州代表戦では、トップチームに大学生4人を招集。改めて今の高校生への期待を問われ、「力があれば入って来られるようにはしたい。とにかく自分で力を付けて長く野球を続けてほしいと思います」と語った。

 今大会から導入された新基準バットについて「自分が選抜に出た時、もう30何年前ですかね…ラッキーゾーンがなくなり、バットも消音バットに変わった時代だった。そこで飛ばないなとか、球場広くなったなとか思ったんですけど。いつしかそれが飛ぶバットと呼ばれるようになっていたんで。最初は慣れるまで時間がかかるのかなと思うんですけど、時間が解決するじゃないですけど、多分、慣れてくれば全然、対応できるんじゃないか」と分析。

 木製のように芯に当たれば飛ぶバット。将来的にプロ野球など上のステップの野球にも順応しやすくなるかという質問には「先ほど、青森山田の選手も木で打っていましたんで。そういう選手が増えてくるのかなと思いますし、金属より木が合うっていう選手も中にはいるかもしれない」と話した。

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