大谷翔平は自己最悪33打席不発 チーム最多4発Tヘルナンデス「翔平も打ち始めれば多くの本塁打を打つ」

2024年04月02日 15:26

野球

大谷翔平は自己最悪33打席不発 チーム最多4発Tヘルナンデス「翔平も打ち始めれば多くの本塁打を打つ」
3ランを放ち、マンシー(中央)、フリーマン(左)に迎えられるドジャースのテオスカー・ヘルナンデス(AP) Photo By AP
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が1日(日本時間2日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場した。4打数1安打1打点で3試合連続安打、5試合ぶりの打点を記録したが、開幕から33打席ノーアーチ。これまでシーズン1号が最も遅かったのは、2022年の開幕8試合、31打席目で自己ワーストを更新した。チームは6回にテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)がムーキー・ベッツ内野手(31)に並ぶチーム最多4号3ランを放つなど8得点を挙げて8-3で快勝し、ナ・リーグ西地区単独首位に浮上した。
 打率こそ.250だが、3月29日のカージナルス戦で今季初本塁打を含む1試合2発。31日のカージナルス戦に続き、この日のジャイアンツ戦で2試合連続本塁打を放ったテオスカー・ヘルナンデスは、今季チームで誰が1番本塁打を打つかを問われると「わからないよ。ベッツかもしれなけれど、翔平も打ち始めれば多くの本塁打を打つからね。だからわからないけれど、重要なのは僕たちが勝っているということだけだ」と勝利につながった一発を喜んだ。

 デーブ・ロバーツ監督も「我々の打線は4、5番目まで非常に強力で、さらに6番にテオスカーがいて、彼はビッグヒット(本塁打)を打てる。もちろん全ての試合に勝ちたいが、今週は韓国から戻ってきてシーズンの最初の週のような試合。早い段階でこれだけ勝利を挙げているのは素晴らしいこと。それぞれが状況に応じた打撃ができていて、翔平の(先制点の)ゴロやスミスの犠飛が良かったと思う」と打線の好調ぶりを喜んだ。

 また、この日今季2度目の3安打を放ち、2打点を挙げる活躍を見せたフレディ・フリーマン内野手は「今の状態はOKというくらい。グレートではない。この打線は誰かが必ず打つね。テオスカーは実績通り力を発揮してくれる。驚くことではないけど、もちろんマンシーも打ってくれるし、ムーキーは毎回安打を打つ。楽しいし、いつも僕らは会話を欠かさない」と笑顔で話した。

 1番のベッツは打率.520、3番のフリーマンは打率.360、4番のスミスは開幕から出場全6試合で打率.500、5番のマンシーも打率.296と好調なだけに、打率.267の2番・大谷のバットに火が付けばドジャース打線は相手にとってさらに脅威となりそうだ。

 2日(日本時間3日)のジャイアンツ戦は救援陣で1試合をつなぐブルペンデー。ロバーツ監督が「明日はブルペンデーでとても興味深い試合になるだろう」と話すだけに、打線の援護が期待される。

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