フジ、山下智久主演ドラマは連載中の漫画原作 「セクシー田中さん」問題に触れ「改めて丁寧に対話を」

2024年03月04日 12:13

芸能

フジ、山下智久主演ドラマは連載中の漫画原作 「セクシー田中さん」問題に触れ「改めて丁寧に対話を」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 フジテレビは4日、東京・台場の同局で4月期改編説明会を行い、日本テレビのドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題を受け、原作のある作品の映像化への向き合い方について言及した。
 芦原妃名子さんの訃報は1月29日に伝えられた。芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと主張していた。

 2月に行われた社長会見の中で、専務取締役の大多亮氏は「原作へのリスペクトというのは最大限に持たなければいけない。その中で、映像化にあたっては、ドラマならではの魅力を引き出したいと制作サイドは思うことはある」と語っていた。

 同局は4月期、俳優・山下智久(38)が7年ぶりに同局系ドラマで主演を務める新ドラマ「ブルーモーメント」で漫画を原作とした作品を取り扱う。KADOKAWA「COMIC BRIDGE」で現在連載中の、漫画家・小沢かな氏による漫画が原作。中嶋編成部長は、漫画原作のドラマについて「当然、フジテレビもドラマ・映画・アニメで、原作を取り扱わさせてもらうことがある」とした上で「改めて丁寧に、きちんと原作者さんのご理解が得られるよう対話していく。これに尽きる」と主張した。

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