森永卓郎氏 株価初の4万円超えに「世界規模のババ抜き。今から乗るとババを引く」と警鐘

2024年03月04日 17:20

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森永卓郎氏 株価初の4万円超えに「世界規模のババ抜き。今から乗るとババを引く」と警鐘
経済アナリストの森永卓郎氏 Photo By スポニチ
 がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(66)が4日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。東京株式市場で日経平均株価が初めて4万円を超えたことにコメントした。
 4日の東京株式市場では取引開始直後に4万円を超え、終値まで維持。2月22日に取引時間中と終値の最高値をバブル経済期だった1989年以来約34年ぶりに更新した後も勢いは衰えず、ついに“大台”を突破した。

 パーソナリティーの大竹まことが「庶民から言うとお金が頭の上を通り過ぎていく。(株価が)上がって私たち利益ありますか?」と一般国民の思いを代弁すると、森永氏は「それに乗っかる人がすごく増えてるんですけど、これは世界規模のババ抜きなので、今から乗るとババを引くことになります」と解説。

 大竹が「NISAですか?」と聞くと森永氏は「はい」とうなずき、「NISAもかなり危ない」と自身の見解を語った。

 森永氏は先月27日にニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した際も「地球全体がバブル」と現在の相場について説明。「株式投資をするお金は例えば東京競馬場にツッコむのと同じレベルでやらないといけない。全損してもいいよってお金でやらないとダメ」と安易な投資に警鐘を鳴らしていた。

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