山口真由氏 中学校の願書出し忘れ問題に「平等という考え方に立つことが悪いことでは決してないですが…」

2024年03月04日 14:25

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山口真由氏 中学校の願書出し忘れ問題に「平等という考え方に立つことが悪いことでは決してないですが…」
山口真由氏 Photo By スポニチ
 元財務省官僚で信州大の山口真由特任教授が4日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。福岡市東区の私立博多女子中学校で2月、公立高校の入学願書を学校側が出し忘れて生徒3人が志望校を受験できなかったことについてコメントした。
 出願業務を担当した教諭が、締め切りを勘違いし、高校受験の願書を期限までに提出できなかった。3人が受験を希望したのは、福岡県古賀、福津両市と同県新宮町の一部事務組合が運営する古賀竟成館(きょうせいかん)高校。中学校の校長が高校側と掛け合ったが「例外を認めるわけにはいかない」と受理を認められなかったという。

 番組では、志望校を受験できなかった生徒の父親が「人生をめちゃくちゃにしたと言われてもおかしくないのに、それを30万円で“はい、終わりましょう”では到底納得がいかない」などと話しているインタビューを放送。学校側は、系列の博多女子高校への進学と和解金を提示しているという。

 山口氏は、自身が経験した米国の大学院などでは、ルールを柔軟に適用していたと言い、「一律にルールを曲げないのが平等という考え方と、それぞれの状況に応じて柔軟にルールを変えてあげるのがフェアだという考え方、両方があり得ると思うんですけれども、平等という考え方に立つことが悪いことでは決してないですが、確かに日本の受験は一律という悪平等があまりに強すぎると私は思っています」と自身の考えを述べた。

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