“モンハン婚”山田裕貴と西野七瀬 共通点は「エースでなく、努力して着実にレベルアップ」
2024年04月01日 05:29
芸能
役へのアプローチも人に寄り添う。本紙のインタビューでも「この役の人は“どういう動きをするかな?”とか想像が膨らんでくる。そうやって僕の中で出来上がった人を生きようと思っているんです」と明かしている。
2011年放送のテレビ朝日「海賊戦隊ゴーカイジャー」で「ブルー」を演じたのを皮切りに、キャリアを重ねてきた。不良組織の副総長、サイコパスな教師など、演じてきた役は多数。フジテレビの特別ドラマで志村けんさんを熱演したことも話題となった。
評価をさらに高めたのが昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で演じた本多忠勝。山田のイメージとかけ離れた武骨で豪快な男の一生を見事に演じ切った。そのキャラクターと性格で今では、あらゆる現場で引っ張りだこの「カメレオン俳優」。日本のドラマや映画を支えていく存在として期待されている。
西野と一緒に仕事をしたテレビ局やレコード会社の関係者は「プロ意識が高い」と口をそろえる。
乃木坂時代には、当初こそ思うようなパフォーマンスができず涙を流すこともあった。だが努力を重ね、14年の「気づいたら片想い」で初のセンターに抜てき。そのプロモーションではマカオ・タワーの高さ233メートルのバンジージャンプに挑戦。恐怖に号泣しながらも腹をくくって飛び降りる姿は“伝説”として今でもファンの間で語り草となっている。
卒業後は女優業に進出。当初は人と話すことに苦手意識もあったが、作品を盛り上げるため積極的にインタビューなどに参加した。ドラマスタッフは「現場でも、さまざまな人と積極的にコミュニケーションを取っていました」と明かしている。そんな姿がファンから愛される要因になっていた。
一方、プライベートはインドア派。絵を描くことが大好きで、自身でオリジナルキャラクター「どいやさん」を生み出すなど、独特の世界観を持っている。