桂かい枝 急死の桂ざこばさんとの思い出話披露 “裸芸”に苦言呈されるもその後…

2024年06月13日 11:29

芸能

桂かい枝 急死の桂ざこばさんとの思い出話披露 “裸芸”に苦言呈されるもその後…
「芸歴30周年記念独演会」の開催発表会見に出席した桂かい枝 Photo By スポニチ
 落語家・桂かい枝(55)は13日、大阪市内で急死した桂ざこばさんについて回想した。
 10年前、「博多・天神落語まつり」で共演し、その打ち上げの席で「何か盛り上げたい」と思い、ざこばさんの弟子・桂そうば(45)から「ざこば師匠は賑やかなのが好き」と聞いて持ちネタを披露。当時大流行していた「アナと雪の女王」の歌を歌いながら服を脱いでいき、最後にふんどし一丁になって「少しも寒くないわ~」と一芸を見せると、ざこばさんが「ワシ、裸は嫌いや」と席を立ったという。翌日、かい枝がざこばさんに謝罪に行くと「裸は嫌いやけど、おもろかったで」と言葉をかけてもらったそうだ。その後、ざこばさん開設の寄席「動楽亭」での出番をもらうようになった。

 ざこばさんと笑福亭鶴瓶(72)が出演していたABCテレビ「ざこば・鶴瓶らくごのご」(92~98年)が噺家になるキッカケの一つだったというかい枝。ざこばさんの落語については「ざこば師匠は覚えたセリフをしゃべるだけでなく、感じたことをそのままおしゃべりになってた。あらすじだけくって、後は自分の感じたことを選んで話してました。それだけ、セリフに気持ちも乗る。落語は人、芸は人というのを体現していた方。改めてすごい人でした」と語った。

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