Mrs.GREEN APPLE新曲「コロンブス」MV物議 レーベル謝罪 「歴史への理解に欠ける表現」

2024年06月13日 14:39

芸能

Mrs.GREEN APPLE新曲「コロンブス」MV物議 レーベル謝罪 「歴史への理解に欠ける表現」
Mrs. GREEN APPLE Photo By スポニチ
 ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」は13日、前日12日にリリースしたばかりの新曲「コロンブス」のMV(ミュージックビデオ)の内容について「理解に欠ける表現があった」として公開を停止に。レコード会社「ユニバーサル ミュージック合同会社」が謝罪した。
 「コロンブス」は、ボーカル・大森元貴が大航海時代の探検家クリストファー・コロンブスに、若井滉斗がナポレオンに、藤澤涼架がベートーヴェンに扮し、「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」「道中で500万年以上もの時を越えて出くわした類人猿たちとのホーム・パーティー」という、想像の物語を描いた。「コカ・コーラ」Coke STUDIOキャンペーンソングに起用されていた。

 MVの中では、猿の着ぐるみを着た出演者にピアノを教えるなど“文明を学ばせる”ようなシーンが描かれた。また、猿の着ぐるみを着た出演者に人力車を引かせる様子も描かれ、「コロンブスによる教化と奴隷扱いを正当化している」などとして物議を醸し、ネット上でトレンド入り。議論が活発化していた。

 ユニバーサルミュージック合同会社は、これらの声を受け「本映像はMrs. GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGA で制作いたしましたが、歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました」と発表。「当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後はこのような事態を招くことのないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります」と呼びかけた。

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