野田クリスタル「もう終わった」と思っていた時に救ってくれた芸人に感謝「心臓マッサージやられてる気分」

2024年06月13日 19:38

芸能

野田クリスタル「もう終わった」と思っていた時に救ってくれた芸人に感謝「心臓マッサージやられてる気分」
野田クリスタル Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(37)が、11日放送のCBCラジオ「#むかいの喋り方」(火曜 後10・00)に出演し、「俺はもう終わったんだ」と思った時に救ってくれた芸人を明かした。
 マヂカルラブリーは14年に大宮ラクーンよしもと劇場を拠点とする「大宮セブン」のメンバーに選抜された。野田は「今でこそ、大宮セブンってみんな活躍してるからあれだけども、もう大宮セブンって謎団体の、しかも下の方にいた、と。要は都落ちですよ」と当時の心境を明かした。

 「大宮セブン」は当初は犬の心、えんにち、サカイスト、GAG少年楽団(現GAG)、タモンズ、ブロードキャスト!!、マヂカルラブリーで結成された。

 パーソナリティーを務めるお笑いトリオ「パンサー」向井慧(38)は、同劇場には週末の寄席に出演しており、野田は「土日の寄席っていうのは、東京で活躍してる人も、千鳥さんとかも出てたし、活躍してる人も来るわけじゃん。その中にパンサーも入ってたわけで。当然、日曜に来るような人たちは、誰も話しかけないですよ、マヂカルラブリーなんかにはもう」と話し「俺はもう終わったんだ」と思っていたという。

 野田は楽屋で「俺はもう放っといてくれと、俺はもう終わったんだ。お前たちはニコニコしといてくれ、と思ってる中、すっごい向井が話しかけてくるんですよ。すっごい、ずーっと果敢に俺に話しかけてくるのが、なんか心臓マッサージやられてる気分で。“死ぬな”って言われてる、“まだ生きてくれって”思って。なんか泣きそうになって。“俺、まだ生きていいのかな?”っていう…」と振り返った。

 「なんだったの?あれ。今、聞きたいんですよ」と言う野田に向井は「自分の中で残ってる思いで言うと、久しぶりに会った野田さんが、マッチョになってたんですよ。∞の時は、タンクトップで、むしろガリガリで。センス系芸人さんにぴったりな風貌というか。でも久しぶりの大宮で会った野田さんがマッチョになっていて、“あら、これはもうダメな方に行ってるぞ…”と思ったんです。迷いに迷って、変なことになってるぞって、その時多分思ったんですよ」と明かした。

 さらに「面白いのはもちろん、もう芸人みんな知ってるし、どう考えてもどうにかなっていく人なのに、このままじゃいけないと思って。で、多分、心臓押してたんだと思うんですよ」と言い、「大宮に行った皆に思ったんですけど、独自の進化を遂げすぎていたんで、大宮ってちょっと離れた劇場で、皆それぞれ生き残るために、多分…」と推測。野田は、「このままだと死ぬと思ったから、死ぬくらいなら、と思って賞レースを頑張った」と話し、それが20年R-1ぐらんぷり、20年にM-1グランプリの優勝につながったとした。

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