日本人メジャーリーガーに通訳は必要? 米独立リーグを経験した仁志敏久氏「サインはほぼほぼ出ない」
2024年06月13日 18:17
芸能
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五十嵐氏の通訳は米国育ちの日本人と米国人のミックスの人だったといい、「言葉のニュアンスもうまく通訳してくれた」と関係は良好だった。ただ、3年目は通訳をつけなかったとし、「通訳がいない方が選手が結構話しかけてくれる。ブルペンにいても、結構仲良くなれるんですよ」とチームメートとの交流を深められた利点を挙げた。
通訳なしで細かい話や取材対応などが十分にできないこともあったとしたが、「通訳がいない方がまわりの選手が楽な感じで話しかけてくれる」と続けた。これを受けて「ABEMA」のMLB中継で実況を務めるDJケチャップは「今の大谷翔平選手がまさにそうやんな」と納得した様子だった。
また、米独立リーグでプレーした仁志氏は、「生活のベースだけは知り合いにやってもらっていた」としながらも、通訳はいなかったことを明かした。野球用語については「だいたい大丈夫。日本みたいなサインはほぼ出ない」とプレーに支障はなかったとし、五十嵐氏も「日本みたいにバントシフトのサインとか、そんな多くない」と同調した。
仁志氏は大都会ではない街のチームに所属していたことから「地元出身の選手の中には、俺ら“外国人”と話すのが少し苦手な選手もいる、奥手な。自分から話しかけにいって、心を開いてもらった」と振り返った。五十嵐氏もうなずきながら、「いろんな人がいるからこそ、自分から合わせにいこうと思っていた」と話した。
また、ラテン系の選手には通訳がつかないことにも触れ、通訳がいなくても「できるんですよ。やらなきゃいけない環境に置いた方が選手はやるんですよ」と五十嵐氏。通訳が本当に必要なのかで、大いに盛り上がった。