「プレーヤー2」ソン・スンホン、相手の思惑を逆利用…勝負の行方は?【ネタバレあり】

2024年07月09日 14:30

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「プレーヤー2 ~クンたちの戦争~」放送画面キャプチャー
ついに本性を現した絶対悪に立ち向かうソン・スンホンの真っ向勝負が始まった。

韓国で8日に放送されたtvN月火ドラマ「プレーヤー2 ~クンたちの戦争~」第11話では、最終ヴィランのジェフリー・チョン(キム・ギョンナム)が仕掛けた罠に、むしろ自分が陥るように逆利用したカン・ハリ(ソン・スンホン)のスリリングな勝負が繰り広げられた。

この日の放送で、ジェフリー・チョンの手下のデックス(コ・ユン)は、プレーヤーたちのアジトを急襲した。何度も自分たちがやっていることを邪魔する彼らを今度こそ取り除こうとしたが、激しい血戦の末にカン・ハリたちは逃げ出した。その過程でイム・ビョンミン(イ・シオン)が刺されて危機に陥り、ト・ジヌン(テ・ウォンソク)も強力な敵に出会い苦戦したが、タイで知り合ったシン・ウヨン(2PM スロン)が助っ人としてサプライズ登場し、彼らの命を救った。

その後、カン・ハリは大統領のチェ・サンホ(チョ・ソンハ)の裏切りに傷つき、酒に溺れていたチョン・スミン(オ・ヨンソ)のもとを訪れ、現在の状況を知らせた。さらにチョン・スミンに資料を渡し、チェ・サンホもジェフリーを倒そうとする目的は同じであることを伝えて彼女を説得し、チョン・スミンは悩んだ末に再び復帰し、作戦を再開した。

その間、ジェフリー・チョンは鉄道民営化に成功し、本格的に自分の野心を露わにし始めた。各界の権力層と一緒に自分のカルテルを作り、公営企業を一つずつ買収する計画を立て、大韓民国を手中に収めようとした。特にネガティブな世論が形成されるものであったため、デモ隊をテロリストにすることを始め、本物の爆弾テロを計画し、自分に反発する者たちを抑えつけようとした。

これを誰よりも早くキャッチしていたカン・ハリは、彼らがテロを計画している現場にメンバーたちと共に出動した。多くの市民たちが招待されたイベント会場で、プレーヤーたちはそれぞれ分かれて爆弾の位置を探した。しかし、ジェフリーもこの現場にカン・ハリ一味が現れると予測し、あちこちに罠を仕掛けておいた。

結局爆弾は見つからなかったが、イム・ビョンミンがイベント中に壇上に上がり、マイクを持って爆弾があることを知らせ、人々を避難させた。人々が離れていく会場の中で、隠されていた爆弾を発見したカン・ハリは、ギリギリでタイマーに接続されたワイヤーを切断しかろうじて爆発を防ぎ、緊張感を与えた。

しかし、計画に失敗したジェフリー・チョンが検事を買収してカン・ハリを容疑者に仕立て上げることにし、カン・ハリはもう一度予期せぬ事態に直面した。また、チェ・サンホ大統領の政治資金の不正が突然世の中に公開され、カン・ハリが多くの取材陣の前でテロ犯罪の容疑を認め、一歩先も予想できない展開で緊張感を高めた。

しかし、これもすべてカン・ハリとチェ・サンホの想定内だった。チェ・サンホは記者会見で、自分にお金をくれたのはジェフリー・チョンが経営するNQインフラストラクチャー・キャピタルの人だと明かし、カン・ハリも多くの取材陣の前で犯罪容疑を認め、背後にジェフリー・チョンがいると明かしたのだ。自分たちを危機に陥れようとしたジェフリー・チョンの思惑を逆利用し、状況を逆転させた彼らが、果たしてジェフリー・チョンを完璧に倒すことができるのか好奇心がくすぐられる。

天才詐欺師らしい発想の転換で巨悪を倒そうとするソン・スンホンの最後の一撃に、期待が高まる。

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