三浦瑠麗氏 都知事選での応援演説「あまりに典型的すぎて教科書にのるレベルの女性蔑視」があったと私見

2024年07月09日 18:26

芸能

三浦瑠麗氏 都知事選での応援演説「あまりに典型的すぎて教科書にのるレベルの女性蔑視」があったと私見
三浦瑠麗氏
 国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。7日に投開票され小池百合子氏が3選を果たした東京都知事選について言及。応援演説をめぐり、「あまりに典型的すぎて教科書にのるレベルの女性蔑視」があったと私見をつづった。
 三浦氏は「日本は女が権力を持つハードルがまだまだ高い社会。女性で少し目立つようになると『彼女を利用して本当は自分の意思を通したい』人が群がりますが、それは真の応援団ではありません。彼らの言動があなたの足を引っ張る場合は、勇気を出して遠ざけるか、切りましょう。自分のことを良く言ってくれるからといって、善をなすとは限らない。自立した個というのは本来孤独なものです」と書き始めた。

 さらに、「蓮舫陣営の応援演説の中には、小池百合子氏を誹謗し、歴代の男の権力者にすり寄ってのし上がってきたと非難し、蓮舫氏は違う、自立しており女の味方だとする男性弁士もいました。自分の陣営の女が言うことは正しい、相手陣営の女は男がバックにいるとみなすか男にすり寄っていると非難する、というのはあまりに典型的すぎて教科書にのるレベルの女性蔑視です」とし、「政治家の価値を論じるにあたって、性別は一切関係ありません。自分の主張に賛同し共に歩んでくれる女のみ「自立した女」だとみなすのは、そもそも女という存在自体を自立していないとみなしていることになるからです。こういう応援弁士に対し、『性別の問題を持ち込むな』『お前が女を勝手に比べてジャッジするな』と立憲民主党、共産党陣営から一言も出てこなかったところに、この国の”リベラリズム”や人権派の堕落とご都合主義が窺えます」と私見を述べ、この日につづった理由を「選挙の足を引っ張るつもりはないので、選挙後に書いておきます」とした。

 また、その後「政治系の論客の世界に10年以上いますが、自分の主張に合うときはわざとらしいほどに持ち上げ、一つでも主張が食い違うと人格攻撃をしてくる人間はたくさんいます。女と見ると余計に与し易しとみるのでしょうか。態度振る舞いの中にその人の本質が表れます。中傷は、単に中傷する人の人格をあらわにするだけです。小池批判はミソジニーに頼らずともできるはずです」「そしてそれに乗っかって、女も、あの人は子供を産んでいないとか、子供を産ませる側だとか、服装がどうとか、専業主婦やAV側だとか言い出します。もはや破綻していますね。単に、女もまたミソジニーを持っているというだけの話です。『自分を苦しめるものはすべてミソジニー』と思う女ほど、簡単に、他の女にミソジニーをぶつけるものです」と、ミソジニー(女性蔑視)から離れた視点を持つべきだとした。

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