元体操日本代表の田中理恵さん 五輪体操女子に「目の前の試合に向けて集中して」「応援しています」
2024年07月27日 12:53
芸能
イベント後、田中さんは囲み取材に応じ、五輪に出場する体操日本女子について「準備してきたことを、とりあえず目の前の試合に向けて集中してもらいたい。自分自身がしっかりと演技をすれば、次の選手に繋げられたら、それが日本のチームのための演技になると思う。それだけを考えて…。最後の最後まで諦めないチームが強いと思いますので、それだけを考えて、チーム一丸となって力を発揮してくれたら良いな」とコメント。
メダル獲得のためには「ミスを出さないこと。練習してきたことを100パーセント近くどれだけ発揮できるか」がカギとなり、「ミスをださない、それだけ」と語尾を強めた。
また、五輪出場の厳しさや喜びを知る田中さんは「オリンピックの舞台では堂々としてほしい」と選手を鼓舞。
「(団体戦でも)演技するときは孤独との闘い。自分がしっかり演技しないと、次には進めない。ミスをすると連鎖することもあるから。やっぱり自分が100パーセントの力を出すこと、ミスを出さないで次の選手が良い気持ちで試合をできることが大事なので。自分との闘いを乗り越えて、ひとつひとつの種目を乗り越えて欲しいなと思います。応援しています」とエールを送った。
20歳未満喫煙、飲酒問題で揺れる体操の日本女子は25日、五輪試合会場のベルシー・アリーナで初練習に臨んだ。エースの宮田笙子(順大)が代表を辞退したため、岸里奈(戸田市SC)岡村真(相好ク)中村遥香(なんばク)牛奥小羽(日体大)が4人で本番で使う器具を使って調整した。