梅沢富美男 銭湯前“のぞき”で培った女形の芸も警官に「何してんの?」「踊りの研究を」「ウソつけ」

2024年07月27日 18:32

芸能

梅沢富美男 銭湯前“のぞき”で培った女形の芸も警官に「何してんの?」「踊りの研究を」「ウソつけ」
梅沢富美男 Photo By スポニチ
 俳優の梅沢富美男(73)が27日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜後1・54)に出演し、ブレイクのきっかけとなったエピソードを番組MCのダウンタウン浜田雅功に語った。
 15歳のときに兄が座長を務める劇団でデビューしたものの、20代前半まで鳴かず飛ばす。そんなときに親交のあった漫画家の石ノ森章太郎さんに、ちあきなおみの名曲「矢切の渡し」で踊りを踊ってくれと言われた。「兄貴に持っていったら、これ男と女の相舞踊だからさ、おれ女形やったことないからおまえが女形やれって言われたの。どうやってやれば?って聞いたら、女好きなんだろ?女見てやればいいだろって言われて。それから女性の観察が始まった」とニヤリと笑った。

 その頃、劇団の主戦場は東京・大塚にあった鈴本亭という小屋だった。その近くの商店街に銭湯があり、近くのキャバレーのホステスや芸者が通っていた。「ちょうど夏場だったから下着つけてないの。それに汗かいているから浴衣が体にピタっとくっついてね、お尻を振りながら歩くのね。それを電信柱の陰で、ああやって歩くんだって思いながらずーっと見てたんですよ」

 すると後ろから肩をトントン。振り向くと警察官だった。「何してんの」と言われたので、「ちょっと踊りの研究を」と正直に言ったにもかかわらず「うそつくんじゃないよ」とあきれられて交番に連行されてしまったという。座長の兄に電話をして、迎えにきてもらうことができたために事なきを得たが、浜田は「そんな過去もあったんですね」と爆笑。「でも、それで女形やったらバーンと売れてさ。それもこれも石ノ森先生のおかげだね」と改めて感謝していた。

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