元体操日本代表・田中理恵氏 五輪出場選手「一人一人をリスペクト」パリ五輪で娘に教えたいこと…
2024年07月27日 14:05
芸能
田中さんが体操を始めたのは6歳のとき。父親が体操クラブを開いていて、母親も体操選手という体操一家で、ロンドン五輪では団体の2大会連続決勝進出に貢献。兄・和仁、弟・佑典も五輪出場を決め、3きょうだいそろっての五輪出場は日本体操史上初の快挙となった。
ロンドン五輪から12年がたち、パリ五輪日本代表選手最年少はスケートボード男子・小野寺吟雲の14歳。
「一人一人を本当にリスペクトしてみています」。若い世代の出場選手が増えてきても、現役時代から五輪出場選手に対する思いは変わらない。「オリンピックの切符を手に入れた時の喜びは何歳になっても変わらない」と実感した田中氏だからこその言葉だった。
2013年に引退し、2児の母となった田中氏。東京五輪2020の時はスポーツを理解していなかった娘も、小学1年となり「いろいろなスポーツに興味を持ち始めた」という。元体操選手としてではなく「こんなにたくさんスポーツあるんだよって見せられたらいいな」と親心をちらり。
「“オリンピックの舞台をこういう緊張感でやってるんだよ”“メダルをとる選手は凄いんだよ”というのを、いろいろな競技を通じて教えてあげたいなと思います」と思いを伝え、「いろいろな競技のテレビをつけて、家族で楽しめたらうれしいな」とほほえんだ。