歌手イ・テグンさん、闘病の末41歳で死去…新型コロナワクチンの副作用を訴え治療も

2024年09月06日 19:00

写真=OSEN DB
健康悪化により楽童クラブ出身の歌手イ・テグンさんが亡くなった。

関係者によると、イ・テグンさんは新型コロナワクチン接種後に重態となり、3年間闘病していたが、9月4日に死亡した。訃報が伝えられると、オンライン上には哀悼の声が続いている。

イ・テグンさんの妻は昨年3月、OSENとの取材で夫が新型コロナワクチンの副作用により健康が悪化しているとして、韓国政府に現状を訴えていた。

イ・テグンさんの妻はOSENを通じて「夫は3年近く入院治療を受けているが、脳の損傷が大きすぎて、話すこともできず、歩くこともできず、正常な認知ができない状態だ」とし、「患者本人、配偶者、または家族全員が、新型コロナワクチンによる異常反応、副作用が確実だと思っている。しかし最近、疾病管理庁では、新型コロナワクチンの異常反応の因果関係がないと通知した」と明らかにした。

写真=「楽童クラブ」放送画面キャプチャー
イ・テグンさんの妻はこれに先立ち、2021年12月に韓国大統領府の国民請願ホームページに「30代の双子のパパ、ファイザーワクチンのブースターショットを打たれ、くも膜下出血と診断され、やっと息をすることができるほど大変な状態だ。夫がワクチン接種後、頭痛、嘔吐、めまいを訴えて救急室に行ったが、症状が悪化した。血液検査も正常であり、脳のCT検査も問題なしとの診断を受けたが、数日後にくも膜下出血で脳血管造影を受けた。主治医の説明は、くも膜下出血の原因が見つからないため、今後の治療方法や明確な治療計画がないとのことだ。ワクチンを打ってこのような症状が現れたのに、ワクチン副作用の因果関係を説明できないと言われ、もどかしい」という内容の請願文を上げた。

イ・テグンさんは2001年に韓国で放送されたMBCアイドルオーディション番組「目標達成土曜日-楽童クラブ」を通じて結成されたグループ・楽童クラブのメンバーで、翌年「Remember」でデビューした。その後、楽童クラブは2006年に解散し、元メンバーに新メンバーを迎え入れ、The A.Dとして再デビューした。

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