テレ朝、池井戸潤原作「民王」9年ぶり復活! 遠藤憲一単独主演 番組P「ガラッと主題を変えた」

2024年09月06日 15:47

芸能

テレ朝、池井戸潤原作「民王」9年ぶり復活! 遠藤憲一単独主演 番組P「ガラッと主題を変えた」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 テレビ朝日の10月期改編説明会が6日、東京・六本木の同局で行われ、10月スタートの遠藤憲一(63)主演ドラマ「民王R(たみおうあーる)」の詳細を発表した。
 2015年、池井戸潤氏が10年に発表した同名小説を遠藤と菅田将暉のダブル主演でドラマ化。現職総理大臣(遠藤)とおバカな息子(菅田)の心と身体が入れ替わるという、前代未聞の大珍事を時にシニカルかつハートフルに描き、話題作となった。

 今回、「民王」の世界が9年ぶりに一新され(“R”enewal)、帰ってくる(“R”eturn)。

 前作で珍事に見舞われながらも総理大臣を務め上げた遠藤演じる主人公は、今作では政界引退しようとするところで再び総理大臣の打診を受ける。だが、そのタイミングで再び入れ替わりが発生。その対象は全国民で、各話で誰かとランダムに入れ替わっていく…という展開。

 プロデューサーの飯田サヤカ氏は、同作について「続編なんですけれども、9年ぶりのリメイクなので今回はがらっと出題を変えた」と説明。「毎回各話、全国民の誰かと入れ替わるお話になります」とし、「入れ替わる対象は今の日本が直面する政治が関わらなくて解決されない問題、例えば貧困問題、高齢化問題に直面する人たちと入れ替わるような新装版としてお送りします」と明かした。

 続けて「遠藤さんにいろんな人を演じていただきたかったので、できるだけ振り幅を持たせて、もうすぐ亡くなる老人、保育園児、芸人など、いろんな方と入れ替わる。1話1人で、全部で10役ある」と詳細を説明。「今は10役あるプレシャーにおびえているのを若い役者、スタッフで励ましながら撮影しています」とし、「もしかしたら最後は人間じゃないものに入れ替わる話になりつつあります」と“ネタバレ”し、記者の興味を誘った。

おすすめテーマ

芸能の2024年09月06日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム