小泉進次郎氏 「総理は目的ではなく手段」 総裁になれば「まずは政治改革に向き合う」

2024年09月06日 22:16

芸能

小泉進次郎氏 「総理は目的ではなく手段」 総裁になれば「まずは政治改革に向き合う」
<小泉進次郎氏出馬表明会見>総裁選出馬を表明した小泉進次郎氏(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 12日に告示される党総裁選(27日投開票)への立候補を正式表明した自民党の小泉進次郎元環境相(43)が6日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演。出馬会見を振り返った。
 小泉氏はこの日行われた記者会見で、「決着 新時代の扉をあける」をスローガンとし、「自民党が本当に変われるか。変えられるのは誰か。改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを」と述べた。その上で、総理総裁になれば「できるだけ早期に衆議院を解散し、国民の信を問う」と早期の解散総選挙を行うと表明した。

 出馬会見では、政策活動費の廃止や、選択的夫婦別姓制度の導入、裏金議員については、「国民への説明責任を果たし、選挙で信認を得るまで、要職に起用しない」ことを1年でやり切らなければいけないと宣言した。

 番組では、この宣言について反町理解説委員長が「政治改革、規制改革、人生の選択肢の拡大。この3つだけを選んでそれをたった1年でやるのはなぜ?」と質問。小泉氏は「まず、なぜ政治改革なのかは、政治不信を招くきっかけを作ったのは自民党です。その自民党自身が国家ビジョンや政策を語る前に、この問題にけじめをつけなければいけない。そうしないと、国家ビジョンや政策に耳を傾けてもらえないと思ったからです。中長期の課題も含めて、まずは政治改革に向き合って、国民の皆さんに信を問う。そこから始めないといけないという思いです」と返答した。

 重ねて「今回の会見で、パーティー券についての言及はなかった。これまでの自民党の形式を踏襲していくという認識なのか?」という質問が。これには「今日の会見で私が明確にしたかったのは、注力したい、“私はここがポイントだと思っています”という部分。なので、なんでもやります、なんでも触れます、というのは、何にポイントを置いているか分からないですよね。なので、私の政権になった場合は1年でここに政治資源を投入します。いろんな課題があるが、どの問題に政治資源やエネルギーを投入するかは、それこそ総理の仕事なんですよ」と強調。

 「総理は目的ではなく手段」とした上で「何をやるために総理になるのか。自民党の政策のスピードを上げたい。この3つを1年でやるのは、一般的な相場観でありえない。そのようなことをやるために何が必要かと言ったら、それは総理がやるしかないんです」と決意表明した。

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