大林素子 5000試合以上見てきた中で1番手に汗握った試合 春高で感動を超えた“伝説の決勝戦”

2024年10月17日 21:19

芸能

大林素子 5000試合以上見てきた中で1番手に汗握った試合 春高で感動を超えた“伝説の決勝戦”
大林素子 Photo By スポニチ
 元バレーボール全日本代表でスポーツキャスター・タレントの大林素子(57)が17日放送のフジテレビ「この世界は1ダフル」(後8・00)にVTR出演。これまで見てきた5000試合以上の中から選んだ「人生で1番手に汗握った試合」を明かした。
 VTRに登場した大林は「年間代表試合が100から200(試合)とかだと思うので、5000(試合)以上は見てる」とした。「現役が11、12年で引退後26年なので、解説してきた数の方が遥かに多い」と振り返った。

 5000試合以上見てきた中で「やっぱり原点は春高です」と、選んだのは五輪やプロの試合ではなく、まさかの春高バレーだった。その理由として「日本代表とか、未来のオリンピアンの登竜門。そこでスターが生まれ育つのが春高バレー」と、スターの誕生が目撃できるとした。

 そして、大林の「人生で1番手に汗握った試合」は「2014年春高バレー女子の決勝」と、東九州龍谷―九州文化学園の一戦とした。この決勝について「高校生だよね?また?また?っていうぐらい。こんな試合になるの!って予想できない戦いでしたね」と度肝を抜かされたことを振り返った。

 九州対決となった決勝は東九州龍谷が2セット連続で奪い王手をかけた。しかし、追い込まれた九州文化学園が2セットを連続で奪い返す驚異の粘りで逆王手。セットカウント2-2となったファイナルセットでは15点先取で両校譲らず14-14のデュース。そこから23-23まで一進一退の攻防が続いたが、最後は九州文化学園が25-23の大逆転で激闘を制して優勝を飾った。

 この“伝説の決勝戦”で解説も務めていた大林は「終わった後、しばらく立ち上がれない的な…“うわー”っていう衝撃で。“凄かった”とか“感動した”とか、そんなものではなくて。2度と戻らない青春でもあり、それが学生スポーツは全てなんですけど、私はバレーをやっていたので春高というのが、それの全てだった」と語った。

おすすめテーマ

芸能の2024年10月17日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム