「ライオンの隠れ家」Pが明かす 柳楽優弥の“アドリブ”対応力 5歳子役の演技も大絶賛「爆発してます」

2024年10月18日 16:02

芸能

「ライオンの隠れ家」Pが明かす 柳楽優弥の“アドリブ”対応力 5歳子役の演技も大絶賛「爆発してます」
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」自閉スペクトラム症の弟のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人(柳楽優弥)(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)が11日にスタートし、きょう18日に第2話が放送される。柳楽が同局ドラマで主演を務めるのは初めてで、「俳優陣の演技が凄い」と早くも話題を集めている。松本友香プロデューサーが、第2話の見どころを語った。
 柳楽が演じるのは、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンス。初回は、凪のように穏やかな生活を送っていた兄弟の前に、突然「ライオン」と名乗る男の子(佐藤大空)が現れる――という展開。

 松本氏は「クランクインし、洸人(柳楽)と美路人(坂東)が初めて一緒にお芝居をしたのは、二人が帰り道にスーパーから出てきて、みっくんが自転車の色が気になりチェックしているのを洸人が待つシーンでした。二人は初共演であるにも関わらず、ドライで監督と監修の先生とお芝居を確認すると、そこにはもう昔からこの生活を淡々と繰り返してきた二人の空気感ができていました」と、撮影の様子を回顧。

 「初日は誰もが不安で、正解を探るような空気が流れるのですが、お二人のお芝居をベースモニターで見た私も監督も大きな安堵とこのドラマの空気や進む道が見えて晴れやかなスタートになったのを思い出します」と2人の空気感を振り返った。

 また、「ちなみにあのシーンで美路人が色番号を確かめ“合ってます”とドヤ顔でお兄ちゃんをちらっとみて“、合ってた”と洸人が何万回も言ってきたトーンで返してあげるあの掛け合いはお二人のアドリブです」と、印象的だったあのシーンは、2人によるアドリブだったと告白。「柳楽さんは、よく坂東さんとお芝居の相談の時に、“どんなふうに来ても合わせられるよ”“どれでもいけるよ”と言っている場面をよく見ます」と明かし、「撮影現場でも、自閉スペクトラム症の難しいお芝居に挑戦する坂東さんの俳優としての先輩であり兄のような存在となっています」と頼もし気に語った。

 第2話の見どころについて、「とりあえず3人で過ごすことになった洸人と美路人とライオンの生活が、やっぱり簡単にはいかず、トラブル続きとなってしまう様子が不安定な感じもありドキドキもする冒険感のある回です」といい「また姉が関わると思われるある事件も具体になっていき、展開も一気に加速していく話となっています」と期待。「私が2話で注目してほしいのは、ライオンを演じる佐藤大空のお芝居です。爆発しています。特にラストシーンのライオンの表情は大人顔負けのお芝居なので、最後の一秒まで注目いただきたいです」と呼びかけた。

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