宝塚星組「記憶にございません」開幕へ・トップ礼真琴「日本を背負って頑張りたい」

2024年10月18日 17:25

芸能

宝塚星組「記憶にございません」開幕へ・トップ礼真琴「日本を背負って頑張りたい」
礼真琴(左)と舞空瞳 Photo By スポニチ
 宝塚歌劇団星組公演「記憶にございません!/Tiara Azul」が19日、東京宝塚劇場で開幕する。
 「記憶に…」は2019年に三谷幸喜氏の脚本・監督で映画化され大ヒットしたコメディー作品。映画で中井貴一が演じた記憶を失った総理を、トップスターの礼真琴(れい・まこと)が務める。

 ショー「Tiara…」は、アルゼンチンで行われるカルナバルを舞台にした情熱的なレビュー。

 今回初めて三谷作品に挑戦。通し舞台稽古後の囲み取材で、礼は「大変ハードルが高く、映画には豪華な俳優さんが出演されている中で宝塚らしさを取り入れつつも、ある意味宝塚らしくない三谷さんの面白さを新たに宝塚に取り入れられたらいいなと思っております」と作品への意気込みを語った。

 くしくも衆議院総選挙の時期と公演が重なったことに「そうなんですよ。宝塚(大劇場)の公演中からテレビをつけると政治のニュースであふれているので、これをチャンスだと思いながら政治家の皆さまの立ち居振る舞いや世間の意見などはいつも以上に柄にもなく真面目にニュースを見ました。政治界の中で飛び交うワードなどを今までとは違う感覚で聞いていました。東京に来て(国会議事堂の)近くで公演させていただくからには、私たちも日本を背負って頑張りたいと思います」と笑いながら話した。

 本公演はトップ娘役・舞空瞳(まいそら・ひとみ)の退団公演。今までキレッキレのダンスを披露したトップコンビのデュエットダンスも今作で見納め。舞空は「ショーでは礼さんと2人で踊らせていただく場面がすごく多くいので、ありがたいくすごく幸せに感じます。1回1回を大切に務めたいと思います」と感謝の思いを口にすると、つかさず礼も「はい、思います」と答え、笑いを誘った。

 12月1日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継される。また、千秋楽と10月31日18時半の新人公演はライブ配信される。

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