大竹まこと 1歳違いの西田敏行さんの死去に思い「バカらしさは人を救う」「そのバカらしさを獲得した」

2024年10月18日 14:50

芸能

大竹まこと 1歳違いの西田敏行さんの死去に思い「バカらしさは人を救う」「そのバカらしさを獲得した」
大竹まこと Photo By スポニチ
 タレント大竹まこと(75)が18日、パーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜後1・00)に生出演し、俳優の西田敏行さん(享年76)の死去を受けて思いを口にした。
 西田さんは東京都内の自宅で死去しているのが17日、分かった。死因は明らかになっていない。今月8日に出演映画「劇場版ドクターX」(12月6日公開)の完成報告会見に出席したばかりだった。

 大竹は、人の生きがいについて熱弁。「ずっとライブを続けてきた。アンケートに、前にも何回も言ってますけど、“あまりのバカらしさに、死ぬのをやめました”というのがあったわけ。俺らはそれを見て、やったと思ったよ。どういう人が知らないけど、あまりのバカらしさは人を救うんだと」と、実際にあった出来事を振り返った。

 「それを担える人って、そんなにたくさんいると思わないけど」と話し、「昨日、西田敏行さんが急に76歳で、1個違い、俺とね、お亡くなりになって。あの人を見ていると、『釣りバカ日誌』もそうだけど、あまりのバカらしさを獲得していたんじゃないかな」と、お茶の間に笑いを届け続けた西田さんに思いをはせた。また「うまさもあるけど、凶器性というのも兼ね備えていないと、この世界は難しい世界じゃないかなと思う」とも評した。

 「釣りバカ日誌」シリーズやドラマ「池中玄太80キロ」など、コミカルで親しみやすい役どころが多かった西田さん。大竹は「もう一つ思ったのは、渥美清さんも、西田敏行さんも、二枚目じゃないよね。そのへんの凄さ。片方には銀幕スターがいて、超二枚目の役者さんの世界があるわけじゃない。そこに殴り込んでくる男たち、そのへんも凄いなと思ってね」と、西田や「男はつらいよ」シリーズの渥美さんを挙げつつ、「ちょっといろいろ考えるところも多かったね」と寂しげに語っていた。

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