張本智和、新型コロナ陽性に「死ぬんじゃないかと思った」 苦境乗り越えTリーグ勝った

2023年08月26日 15:00

卓球

張本智和、新型コロナ陽性に「死ぬんじゃないかと思った」 苦境乗り越えTリーグ勝った
試合後、写真撮影にピースサインで応える張本(左端) Photo By スポニチ
 卓球・Tリーグ男子の琉球―彩たま戦が26日、グランフロント大阪で開催され、琉球が4―0で勝利した。
 同施設でTリーグ男子の試合が実施されるのは史上初めて。北館1階の吹き抜け空間、ナレッジプラザに特設で卓球台や観客席が設置され、土曜日の午後0時開始とあって、多くの買い物客らが足を止めて2階席などで観戦した。

 第3マッチには、琉球所属で日本男子のエース、張本智和が登場。曽根翔との一戦は第5ゲームまでもつれ込みながら、3―2で勝ってチームの白星に貢献した。

 「曽根選手は何度やっても難しい相手。途中で心が折れそうにもなったけど、わすかな可能性を信じながら戦いました」

 試合後、9日前に新型コロナウイルスで陽性反応が出たことを明かした張本。17日に発症し、18日から隔離期間となり、一時は39・6度まで熱が上がったという。

 「(かかったのは)初めてで、自分はかからないものだと思っていたんですけど。死ぬんじゃないかと思った。いまだにきゅう覚が、匂いがあんまり分からなくて…」

 苦しい時間を過ごしながら、体温も下がり、隔離明けの23日から練習を再開。彩たま戦まで調整期間は2日しかなかったが、できる限り状態を上げて臨んだ。

 「この状態で勝てたことは自信になる。状態が上がって自分のプレーができれば、次も大丈夫だと思う」

 9月にはアジア選手権も控えており、この1勝を機に再びギアを上げていく。

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