【全日本相撲選手権】日大・川渕一意が1敗も予選突破 高校横綱・西出大毅は3戦全勝で決勝T進出

2023年12月03日 15:00

相撲

【全日本相撲選手権】日大・川渕一意が1敗も予選突破 高校横綱・西出大毅は3戦全勝で決勝T進出
予選1回戦、最軽量86キロの奥知久(右)に敗れた最重量195キロの川渕一意(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 第72回天皇杯全日本相撲選手権大会が3日、東京・両国国技館で始まった。この大会はアマチュア日本一を決める最高峰の大会。今年の各種大会で好成績を収めた社会人29人、大学生37人、高校生2人の計68人が参加した。
 コロナ下の20~22年は時間短縮のためにトーナメント制を採用していたが、従来の4人1組による予選リーグ方式が4年ぶりに復活。参加人数は昨年の122から大幅に絞られ、68人の精鋭によるレベルの高い熱戦が展開された。

 学生横綱など今季6冠の草野直哉(日大4年)、ワールドコンバットゲームズ無差別級金メダリストの三輪隼斗(29=ソディック)ら12人が3戦全勝で予選突破。国体など今季6冠を獲得している今大会最重量195キロの川渕一意(日大4年)は、世界選手権軽量級3位で今大会最軽量86キロの奥知久(日体大3年)に足取りで敗れる波乱も2勝1敗でなんとか突破した。

 高校生では、高校横綱の西出大毅(和歌山商業高2年)と国体優勝の國次晃輔(静岡・飛龍高3年)が出場した。

 國次は草野直哉ら実力者を相手に奮闘も3戦全敗。西出は、世界選手権団体優勝メンバーの五島雅治(拓大3年)らを堂々破って3戦全勝で予選突破した。

 予選で2勝以上した35人による決勝トーナメントは、きょう3日の16時20分から、ベスト16以上は17時から行われる。

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