【柔道GS東京大会】女子52キロ級・阿部詩“秒殺”連覇!パリ五輪金メダルへ期待高まる圧倒59秒一本

2023年12月03日 18:47

柔道

【柔道GS東京大会】女子52キロ級・阿部詩“秒殺”連覇!パリ五輪金メダルへ期待高まる圧倒59秒一本
<柔道グランドスラム東京大会最終日>女子52キロ級決勝、一本勝ちした阿部詩(左)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 柔道のグランドスラム東京大会第2日は3日、東京体育館で男女計8階級が行われ、女子52キロ級決勝で阿部詩(23=パーク24)が一本勝ちで大会連覇。来年のパリ五輪へ、そして連続金メダルへ向けて大きな勝利となった。
 すでに代表内定を決めている詩は、多くの声援に感謝し「応援の期待に応えられた」と笑顔で会心の決勝を振り返った。

 「調子はあまりよくなかった」というが、ネト(フランス)を相手に序盤から攻勢を掛け、1分たたない59秒で見事な一本勝ち。勝利の瞬間は右拳を小さく握り爽やかな笑顔を見せた。そして「本調子ではない中で勝ち切ることができた」と小内刈りでの勝利をかみしめた。

 詩は内定決定後に自身のインスタグラムで「感謝の気持ちを忘れず、より一層努力し、強くなり、パリオリンピックでの金メダルを日本に持って帰ります!」と宣言し「今後とも『全力応援』よろしくお願いいたします!」と呼び掛けていた。

 同じく2大会連続の五輪代表内定を決めている兄の阿部一二三(26=パーク24)も決勝で貫禄の一本勝ち。勝利後は自身の背中を指さすポーズを取った。兄弟で五輪連覇の夢へ、しっかりと結果を出した。

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