【柔道GS東京大会】女子63キロ級で高市未来が堀川恵との直接対決制す パリ五輪代表争いでリード

2023年12月03日 14:27

柔道

 【柔道グランドスラム東京大会最終日 ( 2023年12月3日    東京体育館 )】 24年パリ五輪の日本代表選考会を兼ねる女子63キロ級準々決勝で、五輪2大会連続代表の高市未来(コマツ)と、22年世界選手権優勝の堀川恵(パーク24)が対戦。高市がゴールデンスコアの延長戦の末、相手指導3による反則勝ちで準決勝進出を決めた。このまま今大会を制せば、パリ五輪代表に内定することが確実視される。
 女子日本代表の増地克之監督は、1日のオンライン会見で両者の立場について、「ほとんど差がないと考えている」と説明。その上で「どちらかが優勝すれば、(パリ五輪代表に)確実に決まると思う」と見解を述べており、高市が自力で五輪代表になる権利を得る状況となった。

 ただし、高市が準決勝、3位決定戦と連敗すると5位、堀川が敗者復活戦、3位決定戦と連勝すれば3位となり、最終結果は逆転する。この場合は今夜行われる全日本柔道連盟の強化委員会で審議が長引くことが予想され、代表選考は混とんとなりそうだ。

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