石川遼は73叩き7位終戦「納得度100%で終わりたかった。悔しい」男子ゴルフ日本シリーズ

2023年12月03日 16:39

ゴルフ

石川遼は73叩き7位終戦「納得度100%で終わりたかった。悔しい」男子ゴルフ日本シリーズ
<日本シリーズJTカップ・ 最終日>8番、惜しくもホールインワンを逃し笑みを見せる石川遼(撮影・藤山 由理)  Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ最終日 ( 2023年12月3日    東京都 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )】 首位と2打差の3位から出た石川遼(32=CASIO)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの73で回り通算8アンダーの7位に終わった。
 ホールアウトした石川は「優勝を意識できる位置で最後にやれればいいという感じだったけど、リズムが崩れていく中で耐えるゴルフになった。1打でも縮めようと努力したけど、それが裏目に出た。自分の中の納得度が100%で終わりたかった。それができなかったので凄く悔しい」と唇をかんだ。

 首位の蝉川泰果、中島啓太とともに最終組でティーオフ。1番のティーショットを左に曲げてボギー発進したが、2番パー3でチップインバーディーでバウンスバック。

 4番でバンカーからの第3打を寄せ切れずにスコアを落としたが、続く5番で1・5メートルに付けて取り返し、6番パー5はアプローチをピン側に寄せて連続バーディー。

 さらに8番パー3ではカップをかすめる、もう少しでホールインワンという会心の一打を放ちタップインバーディー。首位に1打差で折り返した。

 しかし後半はショットもパットもミスが出て苦しい展開になった。11番でティーショットをミスしてボギーを叩くと、14番ではグリーン左バンカーから寄せ切れず、そこから3パットで痛恨のダブルボギー。

 続く15番でもファーストパットがピンを5メートルもオーバーしてスコアを落とした。17番パー5でもティーショットを左に曲げてボギー。悔しい最終ラウンドとなった。

 今季は開幕戦東建ホームメイトカップで3位、日本オープンで2位に入るなどチャンスがありながら勝利なしでシーズンを終えた。ただ「技術的な部分に関しては、ショットやパットは去年と比べると、めちゃくちゃ良くなった」と改造中のスイングなど技術面には手応えがある。

 「今のスイングベースは変えずに飛距離は伸ばしていきたい。来季は、オフに培った筋力をシーズンを通して落とさずにやるのが課題。オフはそこにフォーカスしてやってきたい」とオフはフィジカルの強化に取り組むプランを明かした。

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