帝京大 8トライ猛攻で3季連続V 全国大学選手権3連覇へ「また積み上げる」

2023年12月03日 05:00

ラグビー

帝京大 8トライ猛攻で3季連続V 全国大学選手権3連覇へ「また積み上げる」
全勝で対抗戦3連覇を達成した帝京大(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【関東大学ラグビー   帝京大54-10慶大 ( 2023年12月2日    秩父宮 )】 対抗戦3試合が行われ、帝京大が3季連続12度目の優勝を決めた。慶大を相手にフランカー奥井章仁(4年)らによる計8トライの猛攻で54―10と快勝。全勝で勝ち点34まで伸ばし、同25で1試合を残している2位の明大を振り切った。
 就任2季目の相馬朋和監督(46)の下、全国大学選手権では23日の準々決勝(秩父宮)から登場し、3季連続12度目の頂点を目指す。

 昨季の大学王者が、まずは対抗戦3連覇を達成した。だが、帝京大フィフティーンがノーサイドの瞬間と同時に向けた視線は全国大学選手権だ。試合後はすぐに円陣を組んでミーティング。会見では相馬監督が真っ先に反省を口にし「勝った瞬間から気持ちが先に飛んでしまい、優勝に関するコメントができず失礼しました」と苦笑するほど、チーム内に余韻に浸る者はいなかった。

 この日はラインアウトを起点に好機を演出するなど計8トライの猛攻。奥井は先制を含む2トライを決めたが「ブレークダウン(ボール争奪戦)で課題が見つかったのでもう一度見直す」と満足することはなかった。指揮官は23日の準々決勝を見据え「また一つ一つ積み上げる」と冷静に語った。

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