100周年の早明戦 明大が両軍計14トライの激戦制す 対抗戦2位で全国大学選手権へ

2023年12月03日 16:00

ラグビー

100周年の早明戦 明大が両軍計14トライの激戦制す 対抗戦2位で全国大学選手権へ
<明大・早大>前半、明大・松下がこの日2つ目のトライを決め雄たけびを上げる(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   明大58―38早大 ( 2023年12月3日    東京・国立競技場 )】 99回目を迎えた伝統の定期戦は明大が早大を58―38で下し、通算成績を42勝2分け55敗とした。勝ち点30まで積み上げ2位が確定。全国大学選手権では23日の準々決勝(東京・秩父宮ラグビー場)から登場する。勝ち点24で3位の早大は17日の3回戦(東京・秩父宮ラグビー場)で法大(関東リーグ戦1部3位)と戦う。
 初対戦から100周年となった早明戦は両軍計14トライの激戦を明大が制した。前半5分、敵陣左ゴール手前のラインアウトモールからフッカー松下潤一郎(4年)が先制トライ。同23分にも松下、前同31分にはWTB安田昂平(3年)、前半終了間際にはプロップ為房慶次朗(4年)がトライを奪うなどして、27―3で折り返した。

 後半6分にはSO伊藤耕太郎(4年)がキックチャージに成功から、こぼれ球を自ら捕球してインゴールへ。同20分にはFB池戸将太郎(4年)、同32分にはWTB安田昂平(3年)がトライ。終盤に5トライを許して猛追されたが、粘りの防御で守り抜いた。

 これで対抗戦2位が確定し、全国大学選手権は準々決勝からの登場。次は5大会ぶり14度目の日本一となって創部100周年に花を添える。

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