【福岡国際マラソン】細谷恭平「目標には届かなかった」日本人トップ4位も五輪設定記録届かず

2023年12月03日 14:42

マラソン

【福岡国際マラソン】細谷恭平「目標には届かなかった」日本人トップ4位も五輪設定記録届かず
細谷恭平 Photo By スポニチ
 【福岡国際マラソン ( 2023年12月3日    福岡・平和台陸上競技場発着の42・195キロ )】 24年パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)のファイナルチャレンジ第1戦として行われ、10月のMGCで転倒して途中棄権となった細谷恭平(黒崎播磨)が日本人トップの4位だった。タイムは2時間7分23秒で、日本陸連の設定記録2時間5分50秒を突破できなかった。
 細谷は先頭集団をけん引する場面もあったが、40キロ過ぎに失速。「自分の中では力を出し切ろうと思っていた。目指している目標には届かなかったので、悔しい気持ちの方が強い」と振り返った。「後半30キロ超えてから選手同士がけん制してしまった。少しでもタイムを稼がないと、と思って前に出た」とし「押し切るまでの状態ができあがっていなかった」と話した。

 パリ五輪の出場枠は「3」で、10月のMGCで優勝した小山直城(ホンダ)、2位の赤崎暁(九電工)が既に決定。残り1枠は福岡国際、来年2月の大阪、同3月の東京で2時間5分50秒を突破した最速の選手が選ばれる。設定記録突破者がいない場合は、MGC3位の大迫傑(ナイキ)が代表となるため、大迫はパリ切符に一歩前進となった。

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