柔道パリ五輪代表に男子60キロ級・永山、女子63キロ級・高市、78キロ級・高山を選出 持ち越し1階級

2023年12月03日 22:30

柔道

柔道パリ五輪代表に男子60キロ級・永山、女子63キロ級・高市、78キロ級・高山を選出 持ち越し1階級
柔道パリ五輪代表に内定した(左から)高山莉加、永山竜樹、高市未来 Photo By スポニチ
 全日本柔道連盟は3日、グランドスラム東京大会(東京体育館)後に強化委員会を開き、24年パリ五輪の代表選手について審議。大会を制した男子60キロ級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)、女子63キロ級の高市未来(コマツ)、3位だった女子78キロ級の高山莉加(三井住友海上)の3人を新たに選出した。
 これですでに決まっていた男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)らと合わせ、男女計14階級中、13階級の代表が決まった。

 一方、GS東京大会に4選手が出場したものの、優勝者が出なかった男子100キロ級は、代表決定が来年に持ち越しとなった。今大会2位の新井道大(東海大)、7位で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)の2人を代表候補に絞り、来年2月のGSパリ大会に派遣する予定。これまでリードしていた飯田健太郎(旭化成)は2回戦敗退を喫し、代表争いから脱落した。

 <柔道のパリ五輪代表選考>全日本柔道連盟は国内外の大会実績などを総合的に勘案し、2番手以下と明らかな差がついたと判断した選手について強化委員会で審議。3分の2以上の委員が出席し、過半数の賛成で代表に内定する。男女で6月に計4人、8月には計6人が決まっていた。内定後に世界ランキング17位以内から漏れて五輪出場権を得られなかった場合は、代表を撤回または交代できる。

■柔道パリ五輪代表内定者と階級
男子60キロ級   永山 竜樹
  66キロ級   阿部一二三
  73キロ級   橋本 壮市
  81キロ級   永瀬 貴規
  90キロ級   村尾三四郎
  100キロ超級  斉藤  立
女子48キロ級   角田 夏実
  52キロ級   阿部  詩
  57キロ級   舟久保遥香
  63キロ級   高市 未来
  70キロ級   新添 左季
  78キロ級   高山 莉加
  78キロ超級  素根  輝
※男子100キロ級は代表決定持ち越し

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