全国高校ラグビー組み合わせ抽選 初出場Bシードの関大北陽・永井主将「チャレンジする気持ちで」

2023年12月03日 06:00

ラグビー

全国高校ラグビー組み合わせ抽選 初出場Bシードの関大北陽・永井主将「チャレンジする気持ちで」
全国高校ラグビーの組み合わせ(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 第103回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日、花園)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決まった。初出場でBシードの関大北陽(大阪第1)は初戦となる30日の2回戦で、天理(奈良)―早実(東京第1)の勝者と激突する。部員不足による合同チームの出場が今大会から認められ、2校合同の若狭東・敦賀工(福井)は27日の1回戦で目黒学院(東京第2)と対戦。4大会ぶりに代表校の主将らが集まって抽選会を行った。開会式も4大会ぶりに実施。選手宣誓は秋田工の大沢空主将が務める。
 関大北陽の挑戦が幕を開ける。No・8永井主将は初めての花園に向け「楽しみな気持ちでいっぱい。初出場なので、何も失うものはない。チャレンジする気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。

 初戦となる30日の2回戦で天理―早実の勝者と対戦する。同じくBシードの尾道(広島)、流通経大柏(千葉)も同居する激戦ブロックにも気後れはない。ディフェンスを武器に全国屈指の激戦区・大阪を勝ち上がってきた誇りをぶつけたい。

 同校OBには38年ぶりに日本一へ導いたプロ野球・阪神の岡田彰布監督がおり、部内でも阪神ファンは多いという。梶村真也監督は「流行語にもなりましたので、しっかりアレを意識していきたい」と笑った。大先輩の快挙に続くべく、まずは初戦突破で新たな歴史をつくる。 (山手 あかり)

 ≪合同チームで初花園≫福井若狭東・敦賀工は部員不足による合同チームとして初めての花園出場で脚光を浴びる。若狭東の若泉主将は「注目されるのはありがたい。注目されるからこそ、合同チームでもできると分かってもらえるように頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。1回戦で顔を合わせる目黒学院は過去5度優勝を誇る強豪。「難しい試合になるが、どれだけできるか。強い相手にどう立ち向かうかを考えてやっていきたい」と奮闘を期した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年12月03日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム