錣山親方の遺影に見守れ稽古再開 来年1・14初場所

2023年12月27日 04:33

相撲

錣山親方の遺影に見守れ稽古再開 来年1・14初場所
錣山親方の遺影の前で稽古する阿炎 Photo By スポニチ
 大相撲の錣山部屋(東京都江東区)が26日、師匠だった錣山親方(元関脇・寺尾)の死去から初めて稽古を再開し、初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)に向けて本格始動した。
 上がり座敷には仏壇が設けられ、錣山親方の遺影や位牌が置かれた。亡き師匠が見守る稽古場では若手力士や幕内・阿炎ら力士が申し合い稽古などで汗を流し、部屋を継承する立田川親方(元小結・豊真将)も厳しい視線で「前へ」など弟子を叱咤(しった)した。申し合い稽古が始まる前に立田川親方が「師匠に今まで言われたことをしっかり思い出して。師匠が見ているから、恥ずかしくない稽古をしよう」と語りかけた。

 稽古は約3時間半で終了。最後は連合艦隊司令長官、山本五十六の言葉でもある道場訓「男の修行」を全員で唱和した。

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