【高校ラグビー】早実が無念の初戦敗退 国立出場のサッカー部に白星届けられず

2023年12月27日 14:46

ラグビー

【高校ラグビー】早実が無念の初戦敗退 国立出場のサッカー部に白星届けられず
<天理・早実>前半、早実は天理にトライを決められる(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会1回戦   早実7-14天理 ( 2023年12月27日    花園ラグビー場 )】 3大会ぶり8回目出場の早実は後半2分にバックスの左展開からWTB大内颯真(2年)が飛び込み、反撃のトライ。取り組んできた展開力で天理ディフェンスを切り裂いた。
 競技は違うが、ともに全国を目指す仲間と「必勝」と約束して、臨んだ花園だった。グラウンドを共有しているサッカー部が、初の全国大会に出場。ラグビー部はサッカー部に、サッカー部はラグビー部にそれぞれ祝福のメッセージを送り、互いに部室ドアに飾っていた。サッカー部は28日に国立競技場での開幕戦に挑む。ラグビー部の勝利で弾みをつけてほしい、という思いで臨んだ天理戦だった。

 「サッカー部の主将ともまず1回戦を勝とう、という話をした」とフランカー多田陽道主将(3年)。後半は攻めに攻め続けたが、あと一歩及ばず。それでも最後まで攻め続けた姿勢は、サッカー部の仲間にも届いたはずだ。

 ▼早実・大谷寛監督 (全国大会初出場の)サッカー部とは応援メッセージを送り合っていた。本当なら一緒に勝ち上がっていきたかった。ウチが先に試合(の日程)だったので勢いをつけたかった。

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