幕下7枚目・日翔志が初場所出場を明言 新十両場所で右足首負傷も…復活期し実戦稽古再開

2023年12月27日 21:12

相撲

幕下7枚目・日翔志が初場所出場を明言 新十両場所で右足首負傷も…復活期し実戦稽古再開
稽古場で笑顔を見せる日翔志(左)と剣翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の幕下・日翔志(26)が27日、追手風部屋で初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)へ向けての稽古を行った。
 日翔志は新十両で迎えた九州場所の2日目に右足首の靱帯を損傷。普通なら休場を余儀なくされるほどのケガだったが、痛み止めを打って3日目以降も強行出場して2勝をつかみ取った。東十両11枚目で2勝13敗となり、初場所の番付は一気に東幕下7枚目まで下げられた。場所後の診察では、靱帯損傷に加えてくるぶし付近の剥離骨折も判明したという。

 気力で取り切った新十両場所は「思い出したくないですね」と苦い経験に。その中で「片足使えない状態でも一発では持っていかれなかった」と手応えを得る部分もあった。この日の稽古場では、関取の象徴である白まわしではなく黒まわし姿。「(十両から)落ちるつもりなかったので」と以前使用していた黒まわしは既に後輩に譲っており、初場所用に新調した。

 回復は順調で、既に実戦稽古を再開しているという。この日は相撲は取らず、すり足などの基礎運動に終始。「来場所出るので」と早くも出場を力強く明言し、1場所でも早く関取に復帰することを望んだ。

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