琴ノ若「このしこ名で優勝することが師匠への恩返し」大関獲りに挑む初場所へ、賜杯への強い思い

2023年12月27日 06:28

相撲

琴ノ若「このしこ名で優勝することが師匠への恩返し」大関獲りに挑む初場所へ、賜杯への強い思い
力士会に出席した琴ノ若(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が26日、力士会出席後に報道陣の取材に応じた。
 初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)は大関獲りに挑む。勝負の場所となるが特別な意識は持たず「どの場所も気持ちは同じ。いつも通り準備していくだけ」と平常心を強調した。

 新小結昇進から始まった今年1年は、1場所平均9勝以上となる年間56勝を挙げるなど成績は安定している。「この地位を維持できたのは自分の中で自信にしていいのかな」と手応えを得た。

 九州場所は優勝争いに絡んだが終盤の連敗もあって惜しくも届かず。「まだ足りなかった部分がある」と、近づいたことで初優勝への思いをより強めた。大関に昇進すれば、先代師匠で祖父でもある元横綱・琴櫻のしこ名を襲名する予定。「このしこ名で優勝することが師匠への恩返しかな」。父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)のしこ名でいられるうちに賜杯を抱き、それを手土産に大関昇進を果たすつもりだ。

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