【高校ラグビー】ノーシードの京都成章が12トライで初戦を快勝 次戦はBシード石見智翠館

2023年12月28日 12:38

ラグビー

【高校ラグビー】ノーシードの京都成章が12トライで初戦を快勝 次戦はBシード石見智翠館
<京都成章・富山第一> 前半、先制トライを決める京都成章・尾関(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー1回戦   京都成章72―12富山一 ( 2023年12月28日    花園ラグビー場 )】 ノーシードで臨む10大会連続16回目の花園で、京都成章が鍛えたピラニアタックルで富山一を圧倒。初戦を突破した。前半2分に敵陣22メートルライン付近のラックから左展開し、1年生WTB尾関仁のトライで先制すると、前半で7トライ。後半にも5トライを加えた。2年生CTB田中聖大が起用に応えて3トライをマークした。
 7月に元部員が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが明らかになり、現役部員にも動揺が走った。前回大会後から指揮を執る関崎大輔監督(34)は106人の部員一人一人と個別で話し合う場を持った。

 「卒業生とはいえ、逮捕者が出たのは事実。現役の子供たちは悪くないし、もう一回、人間教育をやり直した」とミーティングを積極的に取り入れ、常に目標を共有した。「シード校を2つ倒すというところならイメージできる」とノーシードからの上位進出を期していた。2回戦の相手はBシードの石見智翠館。前回大会ベスト4の京都成章が挑戦者としてシード校攻略に挑む。

 ▼CTB太田主将 少し緊張して序盤はペナルティも増えてしまった。徐々に自分たちのペースに持って行けた。(自身の交代は)左足のももをちょっと痛めていたので。試合の流れを見て、点差が開いたので早めに交代した。(元部員の不祥事は)批判してくる方もいるけど、応援してくれる保護者の方がいる。応援してくれる人のために…と。久々のノーシードで厳しい戦いが続く。気持ちで負けないことを大事にしていきたい。

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