【高校ラグビー】城東 前回大会でロスタイム逆転負けした悔しさ晴らす快勝劇 池渕も攻守に存在感

2023年12月28日 14:03

ラグビー

【高校ラグビー】城東 前回大会でロスタイム逆転負けした悔しさ晴らす快勝劇 池渕も攻守に存在感
<遠軽・城東>後半、相手パスをインターセプトし、そのまま独走してトライを挙げる城東・井(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー1回戦   城東45ー0遠軽 ( 2023年12月28日    花園ラグビー場 )】 15人一体となっての展開ラグビーを目指す7大会連続17回目出場の城東(徳島)が、高校日本代表候補のSO池渕紅志郎主将(3年)を中心にボールをつなぎ、初戦を突破した。
 城東は前半2分に敵陣22メートルライン付近のラックからつないで、WTB遠藤穂高(2年)が先制トライに成功。前半6分にはFB小野晏瑚(2年)が右サイドを縦に突破し、トライを決めるなど、前半で4トライを挙げ、試合の主導権を握った。

 前回大会1回戦ではリードを奪いながら、ロスタイムで倉敷に無念の逆転負けを喫した。伊達圭太監督も「あの悔しい思いを今回は晴らしたい。60分を通しての戦い方を見直した」と油断せずに、最後まで集中するプレーを求めていた。その期待通りに後半8分には1年生SH井颯太郎が自陣でのインターセプトから独走トライ。ピンチをチャンスに変えた。ディフェンスも遠軽に得点を許さなかった。

 城東は今春、野球部が21世紀枠で選抜初出場を果たした。冬はラグビー部が主役になる番。同じクラスの野球部メンバーからも「花園で頑張れ」のエールを受けた池渕主将は、正月を花園で迎えることを誓っていた。

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