【リーグワン】東京SG新加入のSOサンチェス「特別な経験になる」アルゼンチン代表の15年W杯得点王

2023年12月28日 15:01

ラグビー

【リーグワン】東京SG新加入のSOサンチェス「特別な経験になる」アルゼンチン代表の15年W杯得点王
オンラインで入団会見に臨む東京SGのSOニコラス・サンチェス Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワン1部の東京SGに新加入したアルゼンチン代表通算104キャップのSOニコラス・サンチェス(35)が28日、オンラインで入団会見に臨み、「W杯開催中は次のキャリアが分からなかったが、このようなチャンスをもらい、特別な経験になる。日本はずっと好きだった国なので、プレーするのが楽しみ」などと抱負を述べた。
 身長1メートル77、体重83キロのサンチェスは、優れたゲームコントロールと、15年W杯で得点王にも輝いたキックの名手としても知られるベテラン司令塔。W杯は4度経験し、15年と今年のフランス大会では4強入りに貢献。プロキャリアとしては長年フランスでプレーし、当初入団したウェールズ代表のSOガレス・アンスコムの故障により、シーズン中の加入となった。

 日本のクラブではキャリア初のプレーとなるサンチェスだが、「たくさんの試合を見ているが、印象としてはスピードがあり、インテンシティー(強度)が高い。リーグワンはいい時期を迎えている」と分析。チームメートには南アフリカ代表のWTBコルビ、ニュージーランド代表フランカーのケイン、FB松島ら多くの日本代表選手も在籍するだけに、「経験豊富な選手がそろっている。彼らと一緒にデビューを迎えることが待ち切れない」と話した。

 チームの練習にはすでに合流して「80%くらいは一緒にできている」とリーグワンデビューへの準備は着々と進む。まずは直近となる来年1月6日の神戸戦(東京・秩父宮ラグビー場)の出場を目指す考えで、「レタリック、サベア、ラウマペといい選手がそろっている。タフな試合になるだろう」と身構えた。

おすすめテーマ

2023年12月28日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム