【高校ラグビー】四国王者・松山聖陵が8トライで初戦突破 平均96・3キロのFWで試合の主導権握る

2023年12月28日 11:16

ラグビー

【高校ラグビー】四国王者・松山聖陵が8トライで初戦突破 平均96・3キロのFWで試合の主導権握る
<松山聖陵・近大和歌山>後半、松山聖陵・今石(中央)がトライを決める(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー1回戦   松山聖陵52―5近大和歌山 ( 2023年12月28日    花園ラグビー場 )】 5大会連続8回目出場の松山聖陵が、平均体重で10キロ差があるFW戦で優位に立ち、セットプレーからのトライを重ね、計7トライで初戦を突破した。
 86回大会で東海大仰星で全国制覇を果たした渡辺悠太監督の指導で、セットプレーの意識を高め、6月には四国大会優勝を果たした松山聖陵は前半5分にゴール前ラックからフランカー原田樹(1年)が持ち込み先制トライを決めると、前半16分にはゴール前5メートルのラインアウトからプロップ村中亮太主将(3年)が持ち込んでトライ。前半20分にはSO浦本明惟(3年)からWTB坂本渉(3年)へのキックパスが成功し、前半3トライで試合の主導権を握った。

 高校日本代表候補・FB田川陽生(3年)も50メートル5秒9のスピードで攻守にチャンスメークに徹し、後半には2トライを決めた。次戦は3度の大会優勝を誇るAシードの桐蔭学園。強豪相手に自分たちの持ち味を発揮するだけだ。

 ▼FB田川 チャレンジャーなのでディフェンスの部分で規律を大切にして桐蔭に挑みたい。個人的には全然納得がいっていない。桐蔭戦では今回の反省を生かしたい。FW、モールが武器なので、そこで前へ出てくれることで得意のランも生かされる。自信を持って桐蔭戦は頑張りたい。もっと気持ちよく走りたい。

 ▼渡辺監督 前半は我慢比べ。プレッシャーがスゴかった。次はビッグチャレンジ。1点差でもいいから勝ちたい。

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