【高校ラグビー】体格差なんの!高鍋が伝統のタックルで初戦突破 桧室監督「見事に刺さってましたね」

2023年12月28日 06:00

ラグビー

【高校ラグビー】体格差なんの!高鍋が伝統のタックルで初戦突破 桧室監督「見事に刺さってましたね」
<青森山田・高鍋>後半、安元のトライに歓喜する高鍋の選手ら(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー1回戦   高鍋33―14青森山田 ( 2023年12月27日    花園ラグビー場 )】 高鍋が伝統の低く突き刺さるタックルで体格差を吹き飛ばした。FWの平均身長で約5センチ、同体重で約8キロも相手に劣る。それでも接点で圧倒するなど、5トライを奪い3大会連続の初戦突破を決めた。SH佐光将宗主将(3年)は「低いディフェンスを意識してきたので、勝ててうれしい」と声を弾ませた。
 特訓の成果だ。今大会では、タックルの高さを胸骨より下へ下げることを推奨する新ルールを適用。対策として練習場にハードルを置き、くぐった先にあるタックルバックを目がけて突っ込むことを繰り返してきた。桧室秀幸監督は「目の前から消えるようなタックルを意識してきた。見事に刺さってましたね」と選手を称えた。

 高鍋町の協力を得て、週末は町が管理する天然芝グラウンドで練習ができるようになり「やりやすい環境をつくっていただいている」と佐光主将。30日の2回戦はAシード・佐賀工との九州対決となる。地元へ感謝を届けるためにも、勝利の上積みを狙う。

おすすめテーマ

2023年12月28日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム